幸せホルモン「オキシトシン」

「幸せホルモン」と呼ばれる「オキシトシン」とは何でしょう?

「オキシトシン」は脳の視床下部内の神経分泌細胞という所で合成し、下垂体後葉と呼ばれる部分から分泌される

ホルモンです。

「オキシトシン」が分泌されることで副交感神経の働きが活発になったり自律神経のバランスが整うといわれています。

自律神経のバランスが整えば、ストレスの緩和、胃腸など内臓のコンディションアップや免疫力アップ、さらには

便秘や肩こりの改善など、心身へのさまざまな好影響が期待できます。

「オキシトシン」は不安やイライラも和らげてくれると言われているので、「オキシトシン」がたっぷり分泌

されていれば、幸せな気持ちになって人にも優しくできるようになります。そのため「オキシトシン」は、

巷では「幸せホルモン」「愛情ホルモン」などと呼ばれているのです。

さらにオキシトシンは分娩時に子宮を収縮させたり、乳腺の筋線維を収縮させることで母乳の分泌を

促進させたりする働きもあります。赤ちゃんが母親のおっぱいに吸い付くと自然に母乳が出る現象は、

「オキシトシン」の影響だそうです。